Nao Kitamura / キタムラ ナオ
Based in Tokyo, she began studying calligraphy at the age of 5 and has received numerous prestigious awards. While incorporating classical techniques, she reexamines cultural history from her unique perspective and has been pursuing abstract expression since 2023, utilizing materials such as Japanese paper, ink, and gold leaf.
She has developed a unique style that liberates the techniques of spacing and ink bleeding cultivated in calligraphy from the form of 'characters' and expands them into abstract methods that fill the canvas, blending elements of Japanese culture of wabi-sabi.
Her work does not pursue perfection but rather reflects 'ambiguity' and 'imperfection.' It offers a meditative experience that allows the viewer to reacknowledge the imperfect and transient nature of things, while also engaging in self-reflection.
The Art of Blank Space "余白 Yohaku" is a liberated space from the constraints and limitations of time, bringing us the freedom of thought and sensitivity. The aesthetic consciousness of avoiding unnecessary embellishments or encumbrances manifests as simplicity, yet its very presence becomes an artistic element. It is the ultimate realism where one can project their own thoughts and emotions.
彼女は5歳から書道を始め、数々の名誉ある賞を受賞しました。彼女は古典的な技法を踏まえつつ、独自の視点から文化的歴史を再考し、和紙、墨、金箔などの素材を活用しながら抽象的な表現を追求しています。
これまでに書道で培った余白や滲みの技法を「字」という形から解放し、画面いっぱいに抽象的な表現を用いて日本文化“侘び寂び”の要素が融合した独自のスタイルで作品を展開しています。
彼女の作品は完璧さを求めるのではなく、「あいまいさ」や「不完全さ」を反映したものであり、鑑賞者に不完全で移り変わることを再認識させる瞑想的な体験を提供し、自己考察を促します。
余白は時間の制約や拘束から解放された空間であり、私たちに自由な思考と感受性をもたらします。余計な装飾や埋め込みを避ける意識は、シンプルでありながらその存在自体が芸術的な要素となり、そこに自身の思考や感情を投影できる究極のリアリズムなのではないかと思うのです。
余白は時間の制約や拘束から解放された空間であり、私たちに自由な思考と感受性をもたらします。余計な装飾や埋め込みを避ける意識は、シンプルでありながらその存在自体が芸術的な要素となり、そこに自身の思考や感情を投影できる究極のリアリズムなのではないかと思うのです。
Exhibition
2024
「THE HAPPY NEW YEAR 2024」+ART GALLERY 東急プラザ渋谷/東京渋谷
「Joint Exhibition at the Imperial Hotel Plaza」GALLERY H&T 帝国ホテルプラザ/東京日比谷
「Exhibition Suichoku+Suihei 2024 Spring」Miri Collection/東京白金
2023
「0展」+ART GALLERY 渋谷スクランブルスクエア/東京渋谷
「第34回 郁文社書道展」セントラルミュージアム銀座/東京銀座
「0展」名古屋栄三越 美術画廊/愛知名古屋
「GRAPHIC ART EXHIBITION」RECTO VERSO GALLERY/東京日本橋
「第85回 謙慎書道会展」東京都美術館/東京上野
「第51回 日本の書展」 国立新美術館/東京六本木
「0展」FLORE Artist Gallery/兵庫神戸
「Nao Kitamura Solo Exhibition」 TRUNK(HOTEL) ROOM101/東京渋谷
「Joint Exhibition at the Imperial Hotel Plaza」GALLERY H&T 帝国ホテルプラザ/東京日比谷
「Exhibition Suichoku+Suihei 2024 Spring」Miri Collection/東京白金
2023
「0展」+ART GALLERY 渋谷スクランブルスクエア/東京渋谷
「第34回 郁文社書道展」セントラルミュージアム銀座/東京銀座
「0展」名古屋栄三越 美術画廊/愛知名古屋
「GRAPHIC ART EXHIBITION」RECTO VERSO GALLERY/東京日本橋
「第85回 謙慎書道会展」東京都美術館/東京上野
「第51回 日本の書展」 国立新美術館/東京六本木
「0展」FLORE Artist Gallery/兵庫神戸
「Nao Kitamura Solo Exhibition」 TRUNK(HOTEL) ROOM101/東京渋谷
2022
「第84回 謙慎書道会展」東京都美術館/東京上野
「第50回 日本の書展」国立新美術館/東京六本木
「0展」GALLERY CONCEPT 21/東京表参道
「第38回 読売書法展」東京都美術館/東京上野
「第9回 日展」国立新美術館/東京六本木
「第3回 才幹書展」銀座大黒屋ギャラリー/東京銀座
2021
「第83回 謙慎書道会展」東京都美術館/東京上野
「第49回 日本の書展」国立新美術館/東京六本木
「第37回 読売書法展」国立新美術館/東京六本木
「第2回 才幹書展」銀座大黒屋ギャラリー/東京銀座
2020
「第47回 日本の書展」国立新美術館/東京六本木
「第2回 才幹書展」銀座大黒屋ギャラリー/東京銀座
2019
「第81回 謙慎書道会展」東京都美術館/東京上野
2018
「第80回 謙慎書道会展」東京都美術館/東京上野
Award
第82回 謙慎書道会展において「特選謙慎賞」受賞
第83回 謙慎書道会展において「推薦顧問賞」受賞
第37回 読売書法展において「秀逸」受賞
第84回 謙慎書道会展において「特選謙慎賞」受賞
第38回 読売書法展において「秀逸」受賞
第9回 日展において入選
第83回 謙慎書道会展において「推薦顧問賞」受賞
第37回 読売書法展において「秀逸」受賞
第84回 謙慎書道会展において「特選謙慎賞」受賞
第38回 読売書法展において「秀逸」受賞
第9回 日展において入選